六角中体感☆白子町レポート

注意:そこかしこに「千葉’s祭」ネタがちりばめられてる気がします。
 2004年4月24日、卯月にゃおさん、えぬはらさんと一緒に千葉県長生郡白子町に行ってまいりました!
 白子町……それは海とテニスの町(注:白子町のサイトにホントにこう書いてあります)。人口一万人強と言う小規模な町ながらテニスコートは460面。そして五つの海水浴場。
 なんだかとっても六角っぽいよね! と盛り上がってからもう半年? ようやく現地に行く事ができました(T_T)!
 この日のためにデジカメを購入したんです。バシバシ写真とってきましたよ!

 待ち合わせは京葉線の電車内でした。
 同じ電車の、一番前の車両に乗り込もう、と言う打ち合わせで、卯月さん→私→えぬはらさんの順にその電車に乗り込む手はずだったんですが、いざ電車に乗ってみたら、卯月さんが居ない。
 一番後ろの車両だったかな? と悩んでみたり、私の乗り込む電車が駅で5分ばかり停車していたので、「一番前の車両に乗れなかった〜」と移動してくるかなあ? と思ってみましたが、やっぱりこない。
 結局卯月さんは電車に乗り遅れてまして(笑)蘇我駅外房線ホームで無事合流できました。
 笑顔で「おそようございます!」と挨拶するのはお約束です☆ だって私根性悪ですから丶(´ー`)

 さてはてそんなぷちトラブルを乗り越えて、到着したのが茂原駅。

「思ってたよりは、だいぶマシだなぁ」
 改札口を出て、きょろきょろと周りを見回した神尾が、桔平の背後で呟いた。

(千葉’s祭「スプリング・ハズ・カム」より)

 まさにこんな感じ。もっと廃れているのを期待していたので(失礼)。同時刻に駅に着いた人が、同じような事をつぶやいていたとか(笑)

 そこから白子車庫行きのバスにゆらゆら揺られて白子町へ。
 我らが乗り込んだバスに、テニス合宿っぽい団体さんが乗っていて、「うわあ、ほんとにテニスの町に行くんだなあ」とテンションを徐々に上げていきました。いいテンションだ!(爽)
 到着した時点ですでにお昼の時間だったので、事前の下調べで「ここ、樹っちゃんちっぽくね?」と話していた食堂「あけぼの」さんでごはんを。
 メニューを見たら残念、ハヤシライスがなかった(T_T)! 樹っちゃんの好物のハヤシライスはお店に出してるヤツだと思うんだけどな〜(T_T)!
 結局えぬはらさんがオムライスを、私がチャーハンを、卯月さんがアナゴ丼を注文したわけですが、卯月さんに「せっかく海の近くに来たんだから海のもの頼まないの?」とツッコまれてみました。てへ☆
 いや、でもね。チャーハン美味かったぜ?(笑)

 満腹にしたら、さっそく海へ。
 海の方向に向かって歩けば着くだろうと言うアバウトさで言ってみれば、こんな光景が!

 ふと前方を見上げると、コンクリートで舗装された細い道の向こうに、青く輝く光がちらつく。
(千葉’s祭「休日」より)

 コ、コンクリートで舗装されてないけど(笑)こんなイメージで書いてたんだよ〜! とひとり大興奮。「これなの! 私が書いたのこれなの!」とおふたりに力説してしまいましたよ!
 道を抜ければもちろん海が広がってました。
 あいにくと天気が悪かったんですけれども、延々と続く海に大興奮。
 いっぱい歩くから履きなれて一番足の疲れない靴を履いて行ったんですけども、それがヒールの靴だったので、砂浜を歩いていたらずぼずぼ埋まりました。なんと愚かな……(T_T)! でも、素足だったので靴脱いで歩きましたよ。砂浜がほんのりぬっこくて気持ち良かったvv
 この写真で判りますかね。海岸線が写ってるんですけども、灯台があったら潮干狩り回想シーンのにすごく似てるんじゃないですか!? そう見えるの、私だけ!?
 砂浜を進んでいたら、たぶん近所の子供? が描いたんだろうお絵描きがあってほのぼのしてたら、卯月さんとえぬはらさんがとんでもなく愉快な遊びをしはじめました。
「砂浜にアイラブキッペイとか書いたらどうですかね?(笑)」
「え? それ誰が書いてるの?」
「バネさん?」
「いや、そんな寒い事書くのは、ダビくんだ!」
 で、できたのがコレ。
 もう、みんな大好き(T_T)! アホ! アホ! このアホどもめが(T_T)!
 ダビくんはもちろん桔平の桔なんて書けません(笑)

 さて、海を堪能したので、今度は白子町唯一の中学校、白子中に行ってみよう! と町に戻ったのですが、その途中にあった光景にめちゃめちゃときめいたので激写。

 やがて道の向こうには、自転車を漕ぐ小さな影がひとつ。
(千葉’s祭「スプリング・ハズ・カム」より)

 桔平さんとバネさんの再会シーンの、桔平さんから見た風景が左写真で、バネさんが見た風景が右写真だよね! と卯月さんとふたりで決め付けてみたのです。まあ、この道の隣にある道路、バス、通らないんだけどな!(笑)
 こう言うイメージ通りの場所を見つけると行ってよかったなあと本当にうきうきします。

 もうこの時点で三人のテンションがマックスに到達していたのではないかと思うのですが、些細な事に「これ、すんげー六角っぽい!」とか言って笑いながら写真を撮る始末。えぬはらさんに「六角っぽいの意味が判らない!(笑)」とツッコまれまくりましたがそんな事気にしません。
 例えば。
 たいへん慎ましやかな消火栓とか(笑)
 どうやら何かのオイルの缶を赤く塗りつぶして「消火栓」と書いたものをかぶせただけのもよう。数箇所で見かけた(笑)
 コレ、近所に建物らしきものがまったくないところにあったのですが、海岸の近くにあったので、花火対策ですかね〜? あと、なんか薪みたいなのが積み上げられていたので、それもですかね?
 海の近くのこの道は、夏の夜、花火のあとに肝試しに使われていたに違いない感じで、テンションだけでなくときめき度もマックス! 虫がいっぱい居たのもご愛敬! 六角ッコはそんな事気にしない!
 なんとなくこの木の絡まり方が「六」に見えてしまうのは私の目がおかしいんでしょうかね。そうでしょうね。愛は目を曇らせるものなのです。
 あとこんなのが意外とツボでした。

 この先十字路があるらしいんですが。

 十字路ねえし!(笑)

 さてはてほんのり迷いつつ、歩きまくって白子中へ。
 白子町は通りの名前が素晴らしく、「ほがらか通り」とか「ほほえみ通り」とかなかなか恥ずかしい名前がついているのですが、やはり一番インパクトがあったのは白子中の通りです。
 白子青春街道!(笑)
 この時えぬはらさんが「青春……海堂?」とか言っていたのは聞かなかった事にしてあげます。ここは六角中の聖地よ!
 ちなみにこのげんき君はこの辺のイメージキャラクターみたいです。
 私が「なんかバネさんっぽいね」と言ったら「そうですか(^_^;)?」と呆れられました(笑)すんません、もう、テンション上がりすぎてて腐ってたんです……。なんでもかんでもバネさんに見えたんです……。

 白子中は本日のツアーのメインであったのですが(多分)さすがテニスの町の中学校。テニスコートが四面もあったんですよ(*_*)! クレイコートが3面、オムニコート(って言うのかな?)が1面。
 クレイコートの方はネットが張ってないから判りにくいですかね(^_^;A
 テニスコートがこれだけあるわりにグラウンドが微妙に狭めだったのがちょっぴり気になってみましたが、すぐ近くに市営サッカー場があったんで、サッカー部はそっちで練習してたのかな、と思ってみたり。
 この日はサッカー部と吹奏楽部? のみ部活があったっぽいです。帰りがけのサッカー部を眺めていた所、どうも学校指定ジャージは青らしいです。サッカー部の指定ジャージは青学ジャージの青と白の比率を逆にしたようなイメージだったかな。

 上のように「ようこそ白子中へ」と歓迎ムードの看板が並んでいたんですが、

 門では完全シャットダウン。ちえ。
 こんなヲタクな目的で許可をとる気になるわけもなく、外からの見学ですませましたとさ。

 六角中体感ツアーなのに、「これ、すごく峰っぽい!」と写してみたシロモノ。別にこんなの峰じゃなくてもあるんですが、なんとなく、峰っぽい(笑)  しかし、これがあとで悲劇を呼ぶとはこの時まだ誰も気付いていなかった……。

 このあと、「バネさん、すっごく好きそうだよね!」とはしゃぎつつ(こんなはしゃぎ方をしていたのはたぶん私だけ)樹齢八百年の木とやらを見に行こうとしたのですが、その木がどこにあるかを地図で調べるのを忘れていたので、「町役場辺りに案内図あるんじゃない?」とそちらに向かってみる事にしました。
 ここは意外と迷わず行けたんですかね。たぶん。
 行きがてら、やはり春ですから花とかいっぱい咲いていて、特にパンジーが多かったですかね。「伴爺の千葉侵略だ!」などと盛り上がりました。意味が判らない方は卯月さんちに飛んでSSを読んでみましょう!(笑)
 そしてやはりきゅんとしたのがコレ(→)。海とテニスコートの町、白子町は、ガスタンク(って言うのかな?)まで海とテニスをモチーフにしてました。たいへん心温まりました……。青なのは海をモチーフにしてるんじゃないかな。違うかな?
 公民館に辿り着いたところで、目的の木は白子中から(ほぼ)まっすぐ行った所にあると判明し、ほんのり脱力。しかしそんな事を払拭するくらい愉快だったのが、町役場の前の近隣地図!
 写真撮影に思いきり失敗してみたんですが、読めますかね。「ヘアーサロンケン」と「美容室さえき」です。六角の部長と副部長、こんな所で商売敵!(笑)
 あと「ライオン堂」とか「森鉄工所」とか「丸幸物産」とか「おでんぽんた」とか色々おもしろかったんですがキリがないので、「あー、森鉄工所って森くん×石田さんなんだぁ」と言う卯月さんのコメントだけ残しておこうと思います。うん、たぶん、そう。
 恥ずかしがりやのいちご狩(ダビくん好きそう!)に心癒されつつ、目的地に向かって見たのですが、ここで道に迷ってみたり、雨が降り出したりと大ピンチ! なぜか三人が三人とも、「天気予報を見て折りたたみ傘を置いてきた」と言う用意周到ぶり!(泣)あーん、朝出かける寸前まではバッグに入れてたんだよこんちくしょー!
 またこう言う時に限って雨宿りする場所もないんだな。「さむいよー」と言いながら、ようやっと目的地、羅漢槙へ!
 無骨なトコロに寂しく立っていると勝手に想像していたら、キレイな藤棚やら花壇やらに囲まれた道を通り抜けた先にある雰囲気のあるダイニングバー「まきのきてい」さんの庭にありました。
「キレイすぎて六角っぽくない!」と言う理由であまり写真を撮らなかったんでこんなん(→)しかないんですが。これは散った花びらしか見れませんけどもこの上に満開の花があったわけでほんとにキレイ。いい香りもしましたし。でもこの鴨(?)はニセモノです(笑)>だから六角っぽいと判断したらしい。
 やたら雰囲気のあるテーブルや椅子が庭に置いてあって、エレガントなお茶会ができそうな感じ。夜にはライトアップされて更にキレイっぽいです。
 本当に雰囲気が良くてびっくり。バ、バネさん、こんなトコ気楽にこれないよ!(笑)
「ここはデートスポットなんだ」とか、「剣太郎は彼女ができたらここに来るのが夢なんだね!」とか勝手な妄想をして納得。
 あ、肝心な木の方をお見せしてませんでしたね。さすが樹齢八百年でしたよ。この写真じゃそうは見えないですが大きかった。
 しかしこのカットの仕方はちょっとキュートすぎやしないかと疑問に思わなくもないんですがまあよし。
 ここに到着した途端に雨が(ほとんど)やんだので、なんだか運命的! と感動してしまいました。

 さ迷いすぎてそろそろ時間もないかなと言う事で帰路につく事にしました。茂原行きのバスがあるバス停へ向かうバスを探そうとしたのですが「バス停を見つけたところでバスがあるとは限らない」と言うえぬはらさんの冷静な指摘にものすごく納得し、茂原行きのバスが出るバス停まで歩く事に。
 へとへとでしたが、この帰路もたいへん楽しかったです。ずーっとテニスの話ばかりしていたんですが、立海や峰の話をすると雨が降り出して、「サエさんかっこいいね!」とか無理やり(でもないんですが)六角の話をすると雨がやむんです!(笑)帰り道また白子中の前を通ったんですが例の「峰っぽい」光景を見てはしゃいでいたらかなりやられました!
 六角の神様が怒ってたんでしょうかね……聖地で他校の話をするなと……でも青学の話では大丈夫なのが不思議でした。やはり青春海堂(笑)パワーだったんですかねえ。
 帰り道のヒットはやはりこれですかね。
 卯月さんが発見してくれたのですが、「とまれ」の「と」が消えてて「まれ」になってます。うむ、白子町には樹っちゃんへの愛があふれとる!
 それにしてもいいのかな。「と」消えたままで。
 それからやたら段差のある鉄棒とかやたら高さの差があるブランコのある公園が、妙にツボりましたね。あんまり差がありすぎて、この辺の子供、次の段階に行くの大変なんじゃないかなあ……とむだに心配してみたりします。
 でも、そんなところが六角ッコっぽい! と激写したのはもちろんです。
 やっぱり葵さまは、「この(一番上の)鉄棒で逆上がりができたら……!」とかやってるんでしょうかねえ。バネさんは高い方のブランコをマイブランコにしていれば可愛いと思います。ダビくんはそれに乗りたくてしょうがないんだよ。ちくしょうめ。
 私がこの度でもっともツボにはまったのがこの南国系の木。
「なんかすっごいバネさんっぽい!」とひとりでゲラゲラしていたんですが誰も同意してくれませんでした。
 えー似てるよ〜。葉っぱのところが髪の毛で、引き締まった体ときゅっと細い足首だよ! と主張したんですけども。
 えぬはらさんには「判らない」とキッパリ言い切られ、卯月さんには「アレをおもしろがってる桂木さんがおもしろい」とか言われちゃいましたし。ちぇー。
 バネさんっぽいですよね? ね?(ここで同意を求めてみる)

 なんとか無事にバス停に到達。茂原に帰って、ファミレスで閉店時間までだべって(と言っても一時間半くらいしか居なかったんですけども)、帰りました。
 ここでものすごく恥ずかしいバネ桔トークをした気がしますが忘れる事にします。みんな熱に浮かされすぎだよ……。

 行きは撮らなかったんですが帰りは物悲しくなってしまったので撮ってしまった改札口。人通りが少なくなると切ないですねえ。別れのシーンを彩るには最高のシチュエーションかもです。
 バネさんと桔平さんもここで別れた……のか? そんなシーンあったっけ?(大量すぎて読み返せないらしいよ)

 何はともあれ。
 本当に楽しかったです! のびのびとしたいい環境で、そりゃ六角ッコたちみたいに素直なのが育つよなあ、と思いました。
 えぬはらさんもおっしゃってましたがノスタルジックな気分に浸れたと言いますか。
 目的地のひとつだったテニス村には結局タイムオーバーで行けなかったので、また行ってみたいような気もv
 とりあえず、六角ファンの皆さまには堪能できるかと思います。機会があれば行ってみられたらどうでしょう。
 その際には、
 千葉(茨城も?)限定マックスコーヒーをお土産にいかがでしょう(笑)
 どんな味かと申しますと、ダビくんが唯一コーヒーが飲めるとしたらこんな味だろうなあと言う味です。いやマジで。桔平さんとかは飲めないんじゃないかなあ、と思いつつ。


 何やら無駄に長いレポートになってしまいましたが(^_^;A
 ここまで読んでくださってどうもありがとうございました。そんでもって、こんなアホなツアーにご一緒してくださった卯月さん・えぬはらさんには大感謝です! これに懲りずにまた遊んでくださるとうれしいです☆


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