背中合わせで10の御題

ウィンドとユーリリアで挑戦中。お題配布元はこちら→[リライト]
1 敵じゃない 味方でもない

「俺、先輩を敵に回したくありませんから」と言ったら、
「わたしは、いつでも回れるって言ってるでしょ」と返ってきた。
それはこのひとなりの冗談なのだと――
信じられるものなら、信じてみたいものだけど、
多分、本音なんだろう。だって先輩だし。

2 ついて来るなよ!

誰にも着いてきて欲しくなかった。
ひとりきりで戦うつもりだった。
すべてを故郷においてきて、たったひとりで。
とても辛く寂しい事だと判っていても、
そうしなければ巻き込まれる人が苦しむだろうと思ったんだ。
それなのに、

なぜかこのひとは、ここに居る。

3 死なれちゃ後味悪いんだよ

たとえば、ズンさんもモニカもトリムも居ない時に、
俺が死にかけるような事が起こったら、
憎まれ口を叩きながらでもかまいませんので、
奇跡を起こしてくれると助かります。

4 意外と可愛いところもある

「わたし、知らんかったもん。
導師も言ってなかったよ。
きっと知らないよ」
亡くなられたご両親とか、師匠にあたる導師とか、
深く信仰する幸運神とか、
大切なものには素直で、優しいひとなのだ。

つまり俺は何なんだって話なんだが。

5 視線が絡む

(ウィンド)
(了解!)
ズンさん(共通の敵)と張り合う時だけは、
言葉なんか必要ない。

6 助けるつもりなんてなかったんだ

幸運神の祠を建てるなんて、
先輩の信仰による行動なのだから、
俺には何の関係もないわけで、
手助けする義務なんてどこにもないわけだ。
でも、気付いたら手伝いをしていた。
あまりにも一生懸命だから、と言うのは言い訳で、
単なる条件反射だ。情けない事に。

7 ぶつけたお互いの拳

8 背中は預けたぞ

「あとはよろしく」
未知の場所に挑むのならば俺が先頭で、
得体の知れないものに迫られているなら俺は後詰め。
それは信頼の形なんだと勝手に解釈して、
納得しておきます。
……盾としての、なんでしょうけどね。

9 時には休戦

10 ナイスコンビネーション


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