滅びる道しか残されていないデインの未来に、 一筋の光を与えようとした貴方の尊い心に応えるには、 どんなに苦しくても、辛くても、 この手を血に染めるしか無いと思った。 それなのに、どうして。 ![]() どうしてわたしたちの未来は変わらないの。 この胸の痛みに、苦しみに、 一体何の意味があったの。 * 厳密には「得るはずだった世界」ですね。 この程度のお題とのすれ違いは可愛いもんです。 2 消えゆくぬくもり あまりにも安らかな顔をしているから、 まるでただ眠っているだけみたい。 ![]() だからこそわたしは貴方に触れなければならないのでしょう。 その冷えゆく手によって、現実を受け止めるために。 * 触ってるとこ描けば良かったよ(今更)。 3 また一つ、墓標が増えただけだった ![]() だからこそわたしは墓前に誓う。 もう増やさないよう、最善を尽くすのだと。 * ひとつめのお題と被ってしまった。 4 色彩も音も生命も途絶えた野末で 限りなく死に近くても、これは死ではないから。 ![]() ――わたしがデインを助ける。 もうデインのために何もできない、貴方の代わりに。 * せっかく暗いお題なのに、ゲームでの展開があれだから、 あまり絶望的にならなかったなぁ。 5 さよなら ![]() さようなら、ペレアス王。 わたしは、王になります。 * デイン王になるミカヤですが、 ペレアス生存ルートよりも死亡ルートの方が、 悲壮な決意があるんだろうなと。 |